qemu-kvmを使うためにNICをブリッジ設定する。これがNetworkManagerと相性悪い。荒業で逃げたのでここに記載する。
問題点
- NetworkManagerが勝手に取り込んで設定しようとする
- netplan(networkd?)の設定が効果なくなる
- 管理下にないとubuntu Softwareがネットにつながってないと見るみたい
- ブリッジが管理できない(手動もあるみたいだが)
- NICが複数あり、設定を変えられると困る
- VLANを使っているが設定を変えられると困る
- qemeに使うためにブリッジが必要
- hostapdに使うためにブリッジが必要
着眼点
- NetworkManagerが管理下に入れたものをnetplanで管理しなくなったとの記載を見た
- 余ってるNICがあるので、同じセグメントに接続して、NetworkManager管理とnetplan管理に分けて使う。
- NetworkMangerが自身のIP環境を管理する
- netplanがqeme,hostapd用の設定を管理する
- vlanもqemeで必要
環境
ubuntu 22.04 LTS JA
nic 1G :外部向け ルータまでは内部だが
10G A:内部 大容量 mtuを大きくしてある
10G B:(今回外部向けに繋いだ)
外部向けは ルータ経由での外部と VLANとしてFletsの素がつながる
wifi アクセスポイントとして動作し外部向けとつながっている
思い違い
netplan(networkd)を使ってもNetworkManagerは動作してい色々やっている。また、単体でなくいろいろなものに連携しているため実態が把握しづらい。止めてたり管理外にすれば良いと考えても簡単に行かないし、思わぬ機能が動作しなくなる。
GUIではNetworkManagerは物理NICしか管理しないが、nmcli conやnmcli device statusで見るとブリッジやvlanがすべて管理下に入っている。管理名にnetplanのキーワードが入っているので、netplanで設定したときに入るのだと思うのだが、、、、
参考
設定
1./etc/NetworkManager/conf.d/99-unmanaged-devices.confのファイルを作成し記載することで、管理街対象を指定する。管理対象外としては物理デバイス(管理するもの入れない)、ブリッジを入れる。
unmanaged-devices=interface-name:enp2s0f0;interface-name:enp2s0f1;interface-name:br0;interface-name:br1;interface-name:br2;interface-name:wlp5s0
2.NetworkManager
サービスを再読み込みします。
# systemctl reload NetworkManager
3.いらないconnectionを削除
connectionの一覧を入手
# nmcli con
NAME UUID TYPE DEVICE
netplan-eno1 10838d80-caeb-349e-ba73-08ed16d4d666 ethernet eno1
管理対象のDEVICEについてNAMEを指定して削除
# nmcli con delete NAME
4.netplanの管理対象を記載しnetplan apply
- rendererはnetworkd
- NetworkManagerの管理対象デバイスは記載しない
5.確認
- 再起動 設定変更では削除されていないことがある
- ip aで予定の設定があること
- nmcli con で残した以外が追加されていないこと
- nmcli device statusで残したもののみ”接続済み”で他は”管理無し”であること
- hostapdでブリッジが使用できること
- qemuでブリッジが使用できること
愚痴
なんで、ubuntuで検索検索しているのにRedHatのマニュアルが出るかな?
自動で動くものは、仕様が把握しづらいので、このやり方でいつも再現できるかわからない。
後日
NetworkManagerでブリッジを管理できそうだったが方法がわかった。nm-connection-editorを使う。Ubuntu Softwareが問題なく使えるかは、やってみないとわからないね。

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