Raspberry Pi4でのWeb端末

何をしたかったのか

リビング用のPCが遅くて使い勝手が悪いので、RaspberryPiであれば、安易にWeb閲覧端末になると思って使ってみた。
PCが遅いのは、ウイルスチェッカーが重いのと、写真の管理でPlayMemories Homeを入れて大量(20年分)の写真を保持させているためと思う。使用頻度が低いのでメンテナンスされないことが原因とも思えるのだが。。
なので、Web閲覧だけ独立させて 家族内で、確認するときに使いたいと思った。PS4でも考えたが、使い勝手が悪かった。
だが、RaspberyPiも簡単には行かなかった。
Raspberry Pi自体は、いろいろ使えて面白い。リレーを買ってきて、PCの周辺機器を使うときだけ自動ONにすることをしている。周辺機器のFANがうるさいし電気を食うので、通常OFFにして、処理のスクリプト内でON・OFFをコントロールさせている。

問題

  • 遅い
  • 熱が出る
  • NFSでhomeを共用するとログインできない

遅い

CPUのスペックは思ったより良いようだが、sdカードが遅い。起動が”大丈夫”と言いたくなるぐらい遅い。高速タイプのsdカードにすると、かなり解決するが、それでもまだ遅い。高速タイプのsdカードは、ちょっとびっくりするぐらい高価格だがスペック値より遅い。動き出したらsdカードをアクセスしなくなるのだが、アクセスが入るとギクシャクして気持ち悪い。ssdなどをつけようとする人がいるのも解る気がするが、目的が小型で安易なものなのでやめた。なので、最近はやらないnfsを使ったシンクライアント化をしようと思って実施した。しかし、最初のhomeを移しただけで、ログインできなくなった。

熱が出る

DeskTopを使うだけでなのか? WifiのAP機能をもたせたからなのか。 ケースのFANがすぐ異音を発するようになったので、FANを止めたからだろうが、sshでログインすると出るメッセージの温度が66℃になっている。周辺機器の電源OFF・ONしているのは別のRazpbery PiでこちらのケースはFANなしのアルミ・DeskTop無し・Wifi APなしだからか、37℃である。熱対策は必要です。

しかし、安物のFANはだめだね。生活環境のホコリですぐだめになる。FANレスの環境は高くなるけどね。

NFSでhomeを共用するとログインできない

遅い対策だけでなく、余り使わないとおかしくなるから、共用を増やすことも考えて実施していた。最初はhomeの共用だったのだが、ログインできない。似た事例はあるようなのだが、何やってもだめ。OSが新しく(Ubuntu20.04)てRaspberry Pi4の対応が混乱しているため、整理がつかないので、今は諦めた。

カメラも付けてみたが、反応せず。付属のOSでまずはHWを確認してみるべきだった。Ubuntu20.04では何が出来るのかよくわからない。

とりあえずどうしたか

そのまま、使っています。遅いPCよりは多少は良いので。キーボードとマウスはBluetooth対応のものを揃えてケーブル無しで使っています。HDMIでTVに接続しています。つながっているのは電源とLANとHDMIです。起動したときのTVの接続状態でコンソールがONになるかが決まるようで、ここが不安定です。リモートで再起動するとコンソールが付いていなかったりします。ただ、温度が高いのはちょっと問題なので、対策します。FANを交換してもすぐ壊れそうだし、リビングではFANはうるさいので、アルミ放熱ケースに変更する予定です。新しく組み立てて(放熱フィンの張替えはしたくないので、本体を含めて新規購入、既存は他に流用)、sdカートを移す予定。

今後Raspberry Piで何をする

下記のことをしてみたいです。電子工作には、老人の眼がついていかなくて困ってます。

  • 家庭菜園の植物の成長を記録するライブカメラ
  • 家庭菜園などの温度、水温、気圧、湿度、降雨を自動記録する
  • 家の中のあちこちの温度・湿度を記録し、FANなどの自動運転
  • 電気の使用状況をモニターする
  • 夜間電力の有効利用制御

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